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日本の実質金利とは何ですか?

日本の実質金利は、日本円へ投資するか否かの「円の魅力」も示します。 実質金利が上昇すれば、日本円への投資で金利がより得られるため日本円の魅力が高まり、他の国から日本に資金が戻りやすくなります。 これは円高要因となります。 逆に、実質金利が低下すれば日本円の魅力が下がります(円安要因)。 また、期待インフレ率が低下あるいは横ばいで実質金利が上昇する局面は円高要因となります。 円高・円安・円買い・円売りの解説は以下のページを参照してください。 日本円の強弱は、円インデックス(円指数)で見るのが一般的です。 円インデックスの推移は以下のページで掲載しています。 円インデックス(円指数)のチャートと時系列です。 ドル円やドルインデックス(ドル指数)との比較チャート、移動平均線も掲載。

実質金利が重視される局面とは!?

実質金利が重視される局面とは? 一方、名目金利でなく実質金利が重視される局面があります。 それは日本あるいは米国の 金融政策 への期待が先行している時です。 当ページでは、実質金利の中で最も注目される予想実質金利(10年)を掲載していますが、政策期待が先行する局面ではこれが最も注目されやすいですし、「日本の実質金利」と言う場合は、この「予想実質金利(10年)」を指していることがほとんどです。

実質長期金利とは何ですか?

実質長期金利は名目金利から予想物価上昇率を差し引いて算出する。 インフレ期待を表す指標は各種あるが、内田氏が講演で用いた図表で1%半ば。 現状付近での推移が続けば、この水準まで長期金利が上昇した場合に実質長期金利がプラスに転じるため、緩和的環境を維持する上での防衛ラインとなる公算が大きい。 ブルームバーグ・エコノミクスの木村太郎シニアエコノミストも長期のインフレ期待を1%半ばと分析し、日本経済の低い実質潜在成長率を踏まえれば、その水準が長期金利の一つの目安となると指摘。 その上で「日銀の政策転換後も長期国債買い入れ策は何かしらの形で残されると思われることも踏まえれば、長期金利がインフレ期待を大きく上回って推移することは考えにくい」としている。

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